かまいたいちの夜
有料。
800円。
サウンドノベルの金字塔。
かまいたちの夜。
スーパーファミコンで発売されたのが1994年です。
なんと20年前!!!
ですね。
Smart Sound Novelと銘打っての再登場です。
シルエット絵がなくなり
テキスト表示もブロック毎ではなく
一度に何ページ分も表示されていますね。
テキストを1文字毎表示することが
常に正しいわけではない、という試みでしょうか。
タップする負担が減りますし。
やはり内容は随一。
圧倒的に面白い。
本編は王道のミステリ。
脇道のストーリーの豊富さ。
特にスパイ編が大好きです。
ちなみに選択肢はこうなっていますね。
そして
エンディングに辿り着きます。
犯人入力画面は
デフォルトキーボードを利用します。
やはり
サウンドノベルの頂点に君臨するストーリーですね。
恋人になる前の大学生の男女2人が
雪山に閉じ込められているシチュエーションは
甘酸っぱくて熱くてせつないですね。
BGMも再録されている模様。
忘れていても聞けば懐かしさがこみ上げてきます。
とはいえ、Smart Sound Novelの功罪でしょうか。
ボリュームが少なく感じました。
一度に表示するテキストが多すぎるせいか、
ささーーっと読んでしまって
あれ、もう終わった?と感じることも多々ありました。
せめてページを分ければ
ひと呼吸おいて緊張感をもったまま迎えられるシーンも
そっけなく一度に表示されてしまっていたり。
あとは、フローチャートはともかく
せめてエンディングリストが欲しかったですね。
たしか20以上はエンディングがあったはずなので
自分が辿り着いていないエンディングを確認できれば良かったと思います。
新たな試みが
良かったかどうかは意見がわかれるところですが
挑むところが先駆者としての使命かもしれませんね。
それでも
かまいたちの夜に勝るサウンドノベルはそうはありません。
20年経った今でも他の追従を許さないレベルです。
有料の800円ですが
たまにセールもしていますね。
スーパーファミコン、
プレイステーションでプレイ済みの方はともかく
未体験なら
是非ともおすすめの一品。
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